はい、どーも!電話のコール音にビクビクしてしまう、シャケマ!です!今回は、なぜ地方にはコールセンターが多いのかということについて、書いていきます!
コールセンターが多い「一般的」な理由
お問合せ対応やクレーム処理、アウトバウンド(営業電話)や受注管理(ロジスティック指示)など、電話やメールを駆使して、幅広い業務を行っているコールセンター。
そんなコールセンターはどこに多く存在しているのか?と聞かれると、大体皆さんは『札幌・福岡・沖縄』を思い浮かべるのではないでしょうか!?
以下のデータやその他サイトからもわかる様に、人口や企業が集中している東京や大阪が一番多いのは当然なのですが、
次いで札幌・福岡・沖縄が多いのは事実であり、人口数の割に多く実質的には東京や大阪を超えていると言っても過言ではありません!
▽一般社団法人 コールセンター協会調べ
CCAJ 一般社団法人 日本コールセンター協会『2018年度 コールセンター企業 実態調査』報告
では、なぜこれら地方にコールセンターが多いのか?これも他のサイトで取り上げられておりますが、一般的には以下4つの理由が挙げられます!
【コールセンターが多い一般的な理由4つ】
- 賃料(土地代)が安い
- 標準語に近い
- 待遇が良く、働き手も多い
- 災害リスクが少ない
2と4の理由は、特に札幌のことを指しており、特に「2.標準語に近い」というのはよく言われていることですよね。
しかし、上記の様にイイ感じな理由を並べていますが、実は経営層などの人から見る、コールセンターを地方に設置する「本当の理由」があるのはご存知でしょうか!?
▽参考サイト
偉い人に聞いた「本当」の理由
シャケマ!も仕事をしている中で、CS(カスタマーサービス)を取り扱っておりましたし、コールセンター業務とも深い付き合いがありました。
そのコールセンターと言えど、用途や企業の状況や考え方により、その形態は分かれており、大きく分類すると以下2つになります。
- コールセンター会社への『委託』する
- 『自社』でコールセンターを運営する
シャケマ!は、このコールセンター業務を委託するクライアント側、自社コールセンターとやり取りをする、この2つとも経験があります。
そこでいずれも経営層とこのCSについて話しをする機会があった際に、地方にコールセンターを設置する以下2つの『本当の理由』を実際聞くこととなりました。
【コールセンターが多い本当の理由2つ】
- (こんな仕事でも)人材確保ができるから
- 物事を真面目に受け取る人が多いから
一体これはどうゆうことなのか?ここで、シャケマ!が経営層の方々と話しをして、実際耳にした会話内容を一部抜粋してみます。
地方はね、こんな嫌がられるコールセンターの仕事でも、正社員や派遣社員で求人応募があり、働き手に困らないんだよ。
特に首都圏は、様々な仕事がありお給料も高い。その中で、コールセンターを選ぶ人は少なく、多くの人材を集めようとすると人件費がかさむ。
地方では事務職や内勤需要が少ない中であり、また地方では得られない様々な業界知識も学べ、コールセンターは貴重な扱いであるという発言に捉えました。
この仕事柄、適当な対応をしたり、急に出勤しなくなったり、不正したり…。それがとても少なく、真面目だ。
地方コミュニティは狭く、横のつながりで悪いことをしたりすると、すぐに広まり居場所がなくなってしまうことからも、比較的に真面目な対応をする人が多い。
特にコールセンターでは、個人情報を取り扱うケースも多く、不正などで大損失を受けることを避ける上では、経営層からするとありがたいことなのです。
結局、会社にCS文化は根付いて無い?
これら「本当の理由」もイイ様に捉えて書きましたが、ネガティブな捉え方をしますと地方をバカにしている様にも聞こえてきます。
- 少し高い給料なら、すぐ飛び付いてくる!
- 知識無く、言われた通り仕事してくれる!
- 標準語に近いなど、騙してモチベ向上だ!
これらは首都圏から言えば、真実なのかもしれません。
しかし、こんなことを言う様な会社があれば、それはまだまだCSを軽んじており、またCS文化が根付いていない企業といえます。
お客様の声や、様々な対応を通じて、企業の質やサービスの向上を図っていくことが、いかなる仕事をしていても大切なことですよね!
ということで、今回のブログが良かったら読者登録やブックマーク、またツイッターやインスタグラムのフォローもお願いします!では、また次のブログでお会いしましょう!