営業職は残業代が出ない…なんて思っていませんか??
はい、どーも!
まんまと騙されたシャケマ!です!
営業職の人や、転職を考えている人は、
よく「給与」の条件を見ていると、
みたいなこと書いてありますよね。
また、こんなこと、
会社で言われたことないですか?
営業手当あるのだから、残業代は出ないよ。
営業手当は、残業代含んでるから固定だよ。
実はこれ嘘なんです。
これを言われたあなたは、騙されています!
営業手当も、残業代も、もらえます!
営業職だろうが、事務職だろうが、
「みなし時間分」を超えた場合、
会社はその労働に対して、
時間外手当を支払う義務が生じます。
つまり、超えた分の残業代は、
しっかりもらえます!
けど、冒頭でも書いた通り、
特にブラック企業と言われるところは、
上司や会社がこの事実を、
捻じ曲げてきます。
どうすれば残業代をもらえるのか、
詳しいことも書いていきます!
本当は1,600万円の残業代がもらえるはずだった・・・
実は、新卒3年目で
営業職になったシャケマ!は、
当時、この知識はありませんでした。
営業手当みなし40時間分は、
支給されていたのですが、
残業はそれを遥かに上回る
月180時間が常態化していました。
▽シャケマ!1日スケジュール(例)
休日である土日も、どちらかは出勤。
およそ4~5時間程、
資料作成などをしていました。
シャケマ!は何も疑問を持たずに、
やる気に満ち溢れて、
仕事に打ち込んでいました。
営業手当も出ているし、成果が出るのも楽しいから、どんどん仕事していくぞ!
しかし、特に聞いてもいないのに、
わざわざ上司やその上の方が、
当時、こんなことを言ってきました。
営業手当でているから、残業申請しなくていいんだよ!
外出とか多くて、時間把握できないから、手当で固定なんだ。
結局、シャケマ!は、
そのまま転職をしてしまったのですが、
振り返れば約4年間、この状態。
気づけば残業の合計8,000時間以上、
残業代にすると概算1,600万円以上、
までになっていました。
これを後から知った時は、
ただただ、悔しさだけが残りました。
なぜなら、証拠も手元になく、
また請求時効2年が経過していたため、
どうしようもない状態だったからです。
シャケマ!の勤め先だった会社は、
大手企業の東証一部上場、
誰もが知っている認知度も高い会社。
しかし、労働実態はこんな感じで、
全然が信用に乏しい会社でした。
※今は、働き方改革や法改正もあり、残業時間は、原則として月45時間・年360時間。臨時・特別な事情があっても、月100時間未満・年720時間以内などの条件があります。よって、そもそも月180時間の労働は不可能ですが、実態に基づいた算出のため、書きました。
▽参考サイト
時間外労働の上限規制 | 働き方改革特設サイト | 厚生労働省
どうしたら営業手当に加えて、残業ももらえるのか?
こんなシャケマ!の様に、
悔しい思いをする前に、
しっかり知識を身につけ、
損の無いように生きてほしい!
では、どうやったら、
残業代ももらえるのか。
以下POINTをご覧ください!
[POINT]
- 上司からの残業命令
- 上司への残業承諾
- 残業時間の記録
- 残業申請
残業も休日出勤も、
原則は管理監督者の指示や
管理下に無いと、発生しません。
なので、命令があったり、
こちらから申出て、
承諾を得ないといけません。
しかし、売上達成しろだの、
資料作れだの、お前が遅いだの、
そのようなことでも、
十分に命令になるケースになります。
そして、記録や申請は、
タイムカードやwebシステムで記録して、
それぞれの申請方法に
のっとって行いましょう。
これは会社として把握することであり、
管理することなのですが、
申請が無いと通常は払われませんので、
上司がなんと言おうと、
しっかり記録と申請は行いましょう。
しかし、一部混同されがちな
「固定残業代」「みなし残業代」
「みなし労働制」
というものがあります。
一部、残業代が出ない対象の場合が
ありますので簡単に記載します。
[POINT]
- 固定だろうがみなしだろうが、規定を超えた場合は残業代はでる。
- みなし"労働制"はまったくの別モノで、特殊な労働者を指す。
固定やらみなしは呼び方の違いだけで、
営業手当同様に、
規定時間を超過した場合は、
残業代が出ます!
つまり、
営業手当=固定残業代=みなし残業代です!
しかし、
一方みなし労働制は全く別モノであり、
残業代は対象外の労働者で、
研究者や弁護士など特殊な方々が
対象となります。
ただし、その中でも
"事業場外みなし(常に外出や出張している人)"
については、
みなされた時間が時間外にかかれば、
ちゃんと残業代として支給されます!
会社はみなし時間とみなし労働を
ごちゃごちゃにして、
対象外に見せかけてくるので、
勘違いしないように気を付けましょう。
もう、悔しい思いをしないように・・・
やる気のある若者を利用して、
時間とお金を搾取する悪徳企業は、
未だに耐えません。
ブラック企業じゃなくても、
人件費圧縮のため、
やっているところは多いと思います。
シャケマ!もその被害者
だったのかもしれません。
もちろん、これらは管理していない
会社が悪いのですが、
それに対抗するには知識を身に付け、
しっかり働いた分を
もぎ取らないといけません。
労働者から申請しなければ、
基本わかりませんし、
上司から残業命令をしていなければ、
管理者側は労働状況把握不足だけで、
さらに上から怒られて終わり。
残業した方は、結局、
大きい社会の渦の中で
「サービス残業」
で片付けられてしまいます。
このくらいの制度は事前に学び、
この社会に騙されないように、
悔しい思いをしないように、
仕事をしていきましょう!